脳震盪事故、その予防と対応

脳振盪とは?
① 頭部打撲直後から出現する神経機能障害であり、かつそれが一過性で完全に受傷前の状態に回復するものをいう。
② 脳振盪で起こる可逆性神経障害の詳細な機序はいまだ明らかになっていない。
③ 脳振盪を繰り返すと神経細胞が死に、神経細胞は再生しないので、脳機能障害を引き起こす。

安全配慮 脳振盪
意識消失:失神、気絶、意識喪失
失見当識:時間や方向感覚が失われること。自分の名前は覚えていても直前の記憶が飛ぶので、「今、誰と稽古をしていたの?」とか「何の技で投げられたの?」という質問に答えられない。

【セカンド・インパクト症候群(セカンド・インパクト・シンドローム)】
最初の脳振盪で受けた損傷が回復しない内に2度目の脳振盪を起こして重症化すること。
2度目の脳振盪を起こすと50%の人が急性硬膜下血腫で死亡し、助かってもほぼ全数に障害が残る。

【脳振盪の予防と対応 - 八千代市合気道連盟のルール】
・頭を打たない、打たせない。 軽くても打ったらすぐに申し出ていったん休み、症状を観察する。
・受けがどのように受身を取ったら良いか予測できる間を与える。 力を入れてなくても切れの良い技は受けが方向を予測できないことがあるので、投げは受身を取らせるよう(取れるよう)に投げる。
・頭を打たなくても「加速損傷」による急性硬膜下血腫が起こっているので、急激に速く投げない。
・受身に必要な畳の面積が柔道より広いので、投げる方向を統一し、隣で受身を取った人との激突防止に配慮する。
・脳振盪を起こし、記憶が飛んでいたら救急車を呼ぶ。 頭痛などがする間は絶対練習をしない。

(全国柔道事故被害者の会 第4回シンポジウム資料を引用)

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